プログラムの基本はデータを処理と操作します。データの用途に合わせてデータ型を正しく選択できれば、プログラム処理の効率化にも繋がります。
1、int(整数型)
intのサイズは4バイト(32ビット)で、整数を処理する際によく使うデータ型です。処理可能な範囲は−2,147,483,648 〜 2,147,483,647の間です。この範囲を超えると、エラが表示されます。
2、bool(ブーリアン型)
bool(ブーリアン型)の処理結果は2つしかないです。true 或いは false の論理値が表示されます。実はブーリアン型もintタイプと考えられますが、整数は1:trueと0:falseに限定されています。
bool a = true;
bool b = 0; //bの値はfalse
3、double(浮動小数点数型)
ある変量に小数点数値を付与する場合、double(浮動小数点数型)がよく使われます。floatも小数点の処理できますが、doubleの処理精度はダントツです。
double a = 3.15;
double b = -10.86;
4、string(文字列型)
stringはプログラミングの中で、テキスト文字列の格納や処理することができる文字列型です。12バイトですが、発注時のcomment()の定義でよく使われています。
例 string comment = "Certain Victory";
"Certain Victory"を日本語 "必勝" に変更しても売買への影響は出ませんが、約定履歴から見たときに文字化けしています。多数EAでポートフォリオ構築している場合、英文コメントでの管理はおすすめです。
5、datetime(日付時刻型)
datetimeは日付と時間の処理を特化したデータ型です。範囲は1970年1月1日から3000年12月31日までです。年から秒までの要素が入っているので、精度の高い時間指定処理することができます。
datetime dateA = D'2018.3.9 2:55:00';
datetime dateB = D'2019.2.6 11:01';
なお、日付だけで処理する場合、時間部分を省略しても構いません。
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